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アクリルの暖かさの秘訣

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写真:アクリル毛布生地の接写

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写真:ガードヘアとダウンヘア

クリンプ

 上記のバルキー収縮に加え、

原綿加工段階でウールと同じように

コイル状のクリンプを生成します。

 これも暖かさの秘訣の一つ。

クリンプにより毛布内に空気層が形成され、

ふわっとあったか毛布が出来上がります。

​バルキー収縮

 ふっくら暖かいアクリル毛布。

そのあたたかさには秘密があります。

 

 アクリルならではのバルキー収縮’という特長があります。熱収縮しない綿と熱で高収縮する綿の2種類を混紡し、ミックスして生地にします。これはミンクや猫も寒さをしのぐため同じ構造を持っています。その2種類とは、立毛性が良く肌触りが柔らかいガードヘア’とそれを支え、寝床内の暖気を逃がさない’ダウンヘア’になります。

 収縮綿のダウンヘアが動物の毛の産毛の役割を果たし、もっちりとしたコシを出します。ノンバルキー綿を構成するガードヘアでは刺し毛の役目をもち、触れた時の柔らかい風合いをだします。これらはポリエステル毛布では表現できない、アクリルならではの特長になります。

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写真:アクリルの原綿とコーン

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